未払い残業代は、長時間勤務した場合にその超過した分を労働者が勤務先に対して請求できる権利です。「長時間勤務が常態化しているにもかかわらず、残業代が支払われずに基本給しかもらえていない」、「給与明細をみると残業代が支払われているようにみえるが、計算方法が曖昧で残業代がきちんと支払われているかよく分からない」、「勤務先に残業代が支払われない理由を聞いたが、もっともらしい理由でごまかされた」など、未払いになっている残業代でお困りのことがあれば、泣き寝入りすることはありません。
当法人にご相談いただくことで、雇用条件や実際の給与額などをもとに残業代の請求見込み額を算定し、今後の対応についても丁寧にご案内いたします。
他方で、未払い残業代は勤務したときから長期間が経過してしまうと、時効により請求できなくなります。職場を退職してからかなりの期間が経過しているなど、経過期間によってはどれだけ多く時間外労働をしていたとしても、未払い残業代の請求をすることができなくなります。
「会社を退職するが、これまで未払いとなっている残業代をまとめて請求したい」、「退職後に未払い残業代の請求をしたい」と考えている場合、まずは一度弁護士にご相談されることをおすすめします。早めに相談いただくことで、証拠収集をはじめ、必要な書類の準備など、事前のアドバイスから今後の対応についてどうすべきかご提案いたします。
状況を丁寧にヒアリングし、妥協することなく残業代の回収に向けて会社と徹底交渉を行い、ご依頼者様が納得のいく解決を目指し、尽力いたします。
弁護士
佐々木 英人
Hideto Sasaki
かしま法律事務所
茨城県弁護士会
