弁護士として心がけていること
私は弁護士として働いている中、家庭や親族、友人関係、勤務先や取引先、隣人との人間関係による争いから、交通事故のように偶然生じた紛争など、様々な争いを見てきました。争いの原因を法律的に分析すると、抽象的ではありますが、同じようなことで争いとなっていることがほとんどです。このような意味では、弁護士は様々な紛争の対応に精通しているという言い方ができるのかもしれません。
しかし、どのような争いであっても、当事者の人間性、人間関係や背景事情、会社文化や業界の慣習など様々な事情が存在しています。このような事情は各事件で異なり、争いの具体的な原因も一つ一つの事件で全く異なってきます。こういった異なる事情を相談者一人一人から丁寧に聞いて紛争の解決にあたるか、前に経験した事件と同じであるからと、話もそこそこに事件の解決を進めてしまうかということに、弁護士が当事者の立場に立った解決ができるか否かという違いが出てくると考えています。
もちろん、どのように弁護士に関与してほしいかということは人それぞれだとは思いますが、私は当事者に寄り添い、当事者の希望に沿った方法で解決を目指せるよう心がけています。
経歴
- 東北大学法学部 卒業
- 早稲田大学大学院法務研究科 修了
資格
弁護士
所属団体
- 千葉県弁護士会
- 労働問題対策委員会
- 民事裁判運用検討協議会
- 公益財団法人日弁連交通事故相談センター千葉支部
講演・セミナー
- 2021年1月
- 千葉県弁護士会新規登録会員向け研修(交通事故)講師
- 2020年10月
- 司法修習第73期選択型実務修習(交通事故研修)講師
- 2020年1月
- 千葉県弁護士会新規登録会員向け研修(交通事故)講師
- 2019年10月
- 司法修習第72期選択型実務修習(交通事故研修)講師
- 2018年10月
- 司法修習第71期選択型実務修習(交通事故研修)講師