交通事故被害者の方 むちうちでお悩みの方

交通事故の「むちうち」、その賠償額は本当に適切ですか?

交通事故の被害に遭った方のケガのうち、もっとも多いのが首のケガ。つまり「むちうち」です。「むちうち」には、一時的な首の痛みのほかにも、頭痛やめまい、耳鳴り、吐き気、眼精疲労など、一見首とは関係のないような症状が現れることもあります。ところが、「むちうち」はレントゲンなどでは症状の原因が確認できない場合が多く、軽視されがちです。

交通事故の賠償においても、「治療を続けても障害が残る(後遺障害)」と認められないことも少なくありません。その場合、加害者側の保険会社から提示される賠償額が低くなる傾向があり、被害者の方も「仕方がない」と提示された賠償額のまま示談に応じがちです。

しかし、初期症状だけでは気づかずに安易に示談に応じてしまったことで後遺症に悩まされたり、適切な賠償額を受け取ることができずに後悔するケースも見受けられます。

「むちうち」でも早い段階から適切な治療を受けることで、「後遺障害」と認められる場合や適切な賠償金を得られる可能性があります。被害に応じた適切な賠償を受けるためにも、示談交渉の前に是非一度弁護士にご相談ください。

むちうちとは?

首や腰などに強い衝撃を受けることで起きる症状を総称して「むちうち症」といいます。医学的な正式名称ではなく、強い衝撃で首が「ムチのようにしなって」靭帯や筋肉を痛めてしまうことから「むちうち」と呼ばれます。病院では「頚椎捻挫」や「頚部挫傷」、「頚部打撲」「頚部捻挫」「頚部症候群」「外傷性頚部症候群」などと診断されます。

むちうち症の診断名
首(頚部)のケガ
頸椎捻挫、頚部捻挫、頚部挫傷、頚部症候群、頚部打撲など
腰(腰部)のケガ
腰部捻挫、腰椎捻挫、腰部挫傷、腰部打撲、腰部症候群など
むちうち症の分類

「むちうち」は診断名に加えて、状態によって以下の4タイプに分類されます。

ヘルニアの状況によっては、脊髄損傷(中枢神経である脊髄が損傷)になることもあり、詳しくは、脊髄損傷をご参照ください。

脊髄損傷の被害者・
ご家族さま

頚部捻挫型
首を固定する筋肉と靭帯の損傷で、むちうち症の多くが頚部捻挫型に該当します。首を伸ばすと痛みが強くなり、首や肩の動きが制限されます。神経症状は認められないか、認められても一過性であり部分的です。
根症状型
交通事故によって損傷し突出した椎間板が首の神経根を圧迫することで、首に痛みを感じるほか腕や後頭部、顔面に痛みやしびれが現れます。咳やくしゃみ、顔を上げるなどの際により症状が強くなります。
バレー・リュー症状型
首の痛みから頭痛、めまい、耳鳴り、吐き気、視力低下、聴力低下などの症状が現れるものです。発生原因としては頚部交感神経緊張亢進、椎骨動脈循環障害、心因性の影響などの説があり、定説は確立していません。
根症状、バレー・リュー症状混合型
根症状型の症状にバレー・リュー症状が加えられるものです。

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