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むちうちの治療と通院期間について

むちうちの治療

症状は、治療を経て寛解するのが一般です。
遷延化する例は、器質的要因に加え、心理要因、社会要因などが関連して症状に影響を与えていると考えられています。
一般に平均的な治療期間は2ヶ月前後で、70%ほどの被害者が3か月で治癒しています。少数の被害者が6か月以上の長期治療となります。

「むちうち」の具体的な治療方法には、①理学療法(温熱療法・牽引療法・電気療法など)と②薬物療法(消炎鎮痛剤の投与・ブロック注射など)があります。

「頸椎捻挫」など、「むちうち」と診断された場合は、整形外科で治療を受けるのが一般的ですが、これは、治療のための「医療行為」を行えるのが整形外科等の医師のみであることや、治療終了後に「後遺障害診断書(自動車損害賠償責任保険後遺障害診断書)」を作成できるのが医師のみであるためです。
「後遺障害診断書」は、治療終了時に「後遺症」が残った場合に、医師に作成してもらう書類です。「後遺障害診断書」は、「後遺障害」の認定の有無を左右し、「後遺障害」の認定の有無は、賠償額を左右します。
適切な内容の「後遺障害診断書」を医師に作成してもらうためには、整形外科へ通院して治療を受ける中で、自覚症状を医師に的確に伝え、カルテに記録しておいてもらうことが重要です。

とは言え、整骨院や鍼灸院での治療が、実際に有効な場合もあります。ただし、整骨院・鍼灸院への通院については、必ず事前に整形外科医の定期的な診察を受け、医師の指示に従って行うことが望ましいと言えます。そうでないと、治療終了後の保険会社との示談交渉時に、「むちうち」の治療費としての支払いを拒否される可能性があります。

「むちうち」の通院(治療)期間について

「3~6か月」程度を目安とすることが多いようですが、6か月を経過してもなお、症状の改善がみられないこともあります。状況によっては、医師から今後治療を継続しても改善が望めない「症状固定」との診断を受け、治療を打ち切って、「後遺障害」の認定の申請に進みます。この場合、いったん「症状固定」したものとして、後遺障害の認定の申請や加害者側との交渉を進めることになりますが、自身の健康保険に切り替えるなどして、自費で治療・通院を継続することは可能です。

加害者が加入する保険会社からの不当な治療費の打ち切りについて

「頸椎捻挫」は、一般的に2~3か月で治癒するという統計があるため、その期間内で治療費の支払いを打ち切り、被害者に治療を止めるよう求めてくる保険会社等もあります。
保険会社としては、治療期間が短ければ短い程、治療費、慰謝料、通院交通費等の支払額を低く抑えられるため、治療の終了を促してくるわけです。
示談成立前の、保険会社による医療機関への直接の治療費の支払いは、「一括払い」対応と呼ばれるサービスの一環として行われます。
「一括払い」対応に法律上の根拠はなく、あくまでも保険会社によるサービスと位置づけられています。したがって、保険会社が、「治療の必要性がない」「すでに症状固定になった」「過剰診療だ」等と判断すれば、治療費の支払い打ち切りが可能です。
しかし、保険会社側の治療費支払い打ち切りの判断と、医師による治療終了の判断は、必ずしも一致しません。
では、保険会社から治療費打ち切りの連絡が来たら、どうすればいいでしょう?
被害者側のご負担が少ない対応としては、保険会社に、治療費支払いの延長を交渉するという方法があります。現在の症状を説明し、具体的にいつまで治療を継続すべきかを伝えることで、保険会社が若干の延長を認める場合があります。