むちうち症とは?

交通事故で追突・衝突等の衝撃を受けたとき、首が鞭(むち)のようにしなり不自然な力がかかることで、靭帯や筋肉を痛めてしまうことを「むちうち」と呼んでいます。
首の周辺や頚椎に痛みを感じたり、頭痛やめまい、吐き気や視力低下、体のだるさや痺れなどの症状が出ることがあります。これらの症状は総称して「むちうち症」と呼ばれ、医学的な正式名称ではありませんが、病院では「頚椎捻挫」や「頚部挫傷」、「頚部打撲」「頚部捻挫」「頚部症候群」「外傷性頚部症候群」などと診断されます。
むちうち症は、交通事故に遭ってすぐに症状がでることもありますが、事故直後に症状が出ず、数日後に症状の発症がみられることもあります。交通事故によるケガであることを証明する診断書がなければ人身事故として扱われないため、「むちうち症」による損害賠償を相手方保険会社に請求できなくなる可能性があります。そのため、交通事故に遭われた場合、早めに医療機関を受診し、交通事故との因果関係が疑われることのないよう、医師の診断をきちんと受けることが大切です。
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