被害者のご家族の方

「高次脳機能障害」慰謝料の相場

裁判所基準の逸失利益の算定は「基礎収入年400万円、労働能力喪失期間30年」を想定して計算しています。実際には、基礎収入・労働能力喪失期間によって異なります。

交通事故被害者の方の「慰謝料相場」は、"裁判所基準"となります。
裁判所基準自賠責基準
自賠責保険等級
1級1号
  • 神経系統または
    精神の障害の程度
    神経系統の機能又は精神に著しい障害を残し、
    常に介護を要するもの
  • 自賠責基準
    慰謝料 + 逸失利益 = 4000万円
  • 裁判所基準
    慰謝料 2700~3100万円 + 逸失利益 6148万8000円
  • 労働能力喪失率
    100%
自賠責保険等級
2級1号
  • 神経系統または
    精神の障害の程度
    神経系統の機能又は精神に著しい障害を残し、
    随時介護を要するもの
  • 自賠責基準
    慰謝料 + 逸失利益 = 2590万円
  • 裁判所基準
    慰謝料 2300~2700万円 + 逸失利益 6148万8000円
  • 労働能力喪失率
    100%
自賠責保険等級
3級3号
  • 神経系統または
    精神の障害の程度
    神経系統の機能又は精神に著しい障害を残し、
    終身労務に服することができないもの
  • 自賠責基準
    慰謝料 + 逸失利益 = 2219万円
  • 裁判所基準
    慰謝料 1800~2200万円 + 逸失利益 6148万8000円
  • 労働能力喪失率
    100%
自賠責保険等級
5級2号
  • 神経系統または
    精神の障害の程度
    神経系統の機能又は精神に著しい障害を残し、
    特に軽易な労務以外の労務に服することができないもの
  • 自賠責基準
    慰謝料 + 逸失利益 = 1574万円
  • 裁判所基準
    慰謝料 1300~1500万円 + 逸失利益 4857万5520円
  • 労働能力喪失率
    79%
自賠責保険等級
7級4号
  • 神経系統または
    精神の障害の程度
    神経系統の機能又は精神に障害を残し、
    軽易な労務以外の労務に服することができないもの
  • 自賠責基準
    慰謝料 + 逸失利益 = 1051万円
  • 裁判所基準
    慰謝料 900~1100万円 + 逸失利益 3442万3280円
  • 労働能力喪失率
    56%
自賠責保険等級
9級10号
  • 神経系統または
    精神の障害の程度
    神経系統の機能又は精神に障害を残し、
    服することができる労務が相当な程度に制限されるもの
  • 自賠責基準
    慰謝料 + 逸失利益 = 616万円
  • 裁判所基準
    慰謝料 600~700万円 + 逸失利益 2152万800円
  • 労働能力喪失率
    35%
「裁判所基準」について
交通事故の慰謝料の基準は、最低保障金額である「自賠責基準」、自賠責よりも賠償額が上回るものの十分とは言えない「任意保険会社基準」、これまでの交通事故に関する裁判を通じて、過去の判例からつくられた「裁判所基準」の3種類の基準があります。
表を見ると明らかなように、「裁判所基準」と「自賠責基準」では2倍以上の賠償額になる場合もあり、「裁判所基準」をもとに示談交渉などを進めることが被害者にとって一番の救済となるので、裁判所基準を目指して交渉を進めるのが理想的です。弁護士が示談交渉をする場合にはこの基準に基づいた金額で解決するケースがほとんどです。

後遺障害の「逸失利益」とは?

交通事故で後遺障害が残ってしまうと、生涯にわたって仕事に影響が出る場合があります。まったく働けなくなってしまった、後遺障害のせいであまり働けなくなったという場合には、「交通事故にあわなければ、本来得られたはずの収入」を計算して、加害者側の保険会社に請求することができます。
逸失利益の算定は職業や交通事故時の年齢、後遺障害の等級や労災の基準によって決められた「労働能力喪失率」によって決まります。

詳しくは「後遺障害の賠償金の仕組み」を
ご覧ください。

後遺障害の賠償金
の仕組み

次ページ : 「高次脳機能障害」事故解決までの注意ポイント

関連リンク
交通事故被害者のための法律相談サイト
交通事故の慰謝料に対する疑問や不満をリーガルプラスが納得のいく解決までサポートします。
当サイトでは交通事故慰謝料の事例むちうちの慰謝料の相場も公開しています。