低額であった傷害慰謝料を弁護士の交渉により、当初提示額の2倍以上に増額できた事案

ご依頼者のT.Zさんは、車を停止中、後ろから加害者車両に追突されました。この事故により、T.Zさんは両側下腿打撲傷等のケガを負いました。

ご依頼者のT.Zさんは、被害者の方は、保険会社から示談金額の提示がなされた後、ご相談にこられました。弁護士が示談提示額を確認したところ、裁判基準よりも低い金額が提示されており、増額の見込みがありましたのでその旨をお伝えすると、ご依頼することとなりました。

当初、保険会社は自社基準で慰謝料額を提示していましたが、裁判基準に引き直すと、慰謝料の額として適切ではありませんでした。T.Zさんは、7か月半ほど通院していましたが、保険会社の提示は、2～3か月程度の通院期間に相当する慰謝料額でした。そこで、通院期間に応じた慰藉料として適正な金額を獲得すべく、裁判基準に引き直して請求して交渉した結果、約50万円増額をすることができました。

交通事故の被害にあった際、保険会社から提示された金額でそのまま示談してしまう方も多いと思います。しかし、本件のように弁護士へ依頼することにより、示談金が増額することも多くあります。

弁護士に依頼すると時間がかかるというイメージを持つ方もいらっしゃるかと思います。事案にもよりますが、複雑な案件でなければ、短期間で解決することも多いです。

示談金額が適正かどうかわからない場合、一度弁護士へ相談されることをおすすめします。