交通事故に関する解決事例 52

示談交渉のなかでご依頼者の過失を0にし、休業損害、傷害慰謝料についても大幅な示談金の増額に成功した事例

解説弁護士
谷 靖介

K.Yさん・60歳代・主婦

受傷部位
下肢
後遺障害等級
非該当
傷病名
両下腿挫傷
右大腿挫傷
右大腿骨々挫傷
解決方法
示談交渉
弁護士費用特約
あり
取得金額
180万円

ご依頼者の事故発生状況

事故態様
(加害者)自動車/歩行者(被害者)

ご依頼者のK.Yさんは、青信号の横断歩道を横断していたところ、信号無視の加害者車両にはねられました。この事故により、右大腿挫傷、両下腿挫傷等の傷害を負いました。

解決に向けた弁護士の活動内容

ご依頼者のK.Yさんは、保険会社から示談の提示があった段階でご相談にこられました。

当事務所の弁護士が示談提案額を確認・検討したところ、家事従業者としての休業損害、傷害慰謝料について増額の見込みがあったため、K.Yさんにその旨を説明し、ご依頼いただくこととなりました。

相手方保険会社と交渉をすすめると、保険会社は被害者のK.Yさんに過失があるとして、過失相殺を主張してきました。

しかし、K.Yさんは青信号の横断歩道を渡っていたところ、信号無視の加害者車両に衝突されており、事故態様からK.Yさんに過失はないといえる事案でしたので、当事務所の弁護士が反論した結果、過失0で和解することができました。

家事従業者としての休業損害額の提案もありましたが、K.Yさんのケガの程度、事故態様、家事の支障の程度等から増額の余地があると考え、実際の家事休業の程度に基づいた損害額の主張をしたところ、約100万円で合意することができました。

傷害慰謝料についても、K.Yさんに既往症があったため多少減額となりましたが、裁判基準額で示談することができ、事前提案額から約50万円増額した金額で示談となりました。

弁護士による事例総括

多くの交通事故被害者にとって、保険会社から示談金額の提示がなされた場合、適切な金額かどうかを判断することは難しいかと思います。

示談をする前にその内容が本当に適切かどうか、弁護士に確認してもらうことで増額の見込みまで調べることができます。

相手方保険会社からの示談金額や示談内容に疑問をもたれましたら、一度弁護士に相談されることをおすすめします。

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