ここではリーガルプラスがこれまでサポートした、交通事故問題の解決事例をご紹介させて頂きます。
顔に大ケガを負った事故で、訴訟提起を視野に弁護士が保険会社と交渉を重ね、大幅な慰謝料の増額提案を受けて解決した事案


- リーガルプラスご相談後の取得金額
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相談後 510万円
当事者の情報
依頼者名:K.Jさま
職業:会社員
年齢:20歳代
事故年:2016年
解決年:2017年
解決方法:示談交渉
弁護士費用特約の有無:特約「なし」
事例の概要
醜状障害に対し、慰謝料の大幅な増額が認められた事案になります。
事故発生状況
事故態様
(加害者)自動車 対 自転車(被害者)
ご依頼者のK.Jさんは自転車で走行中、前方に停止したトラックのドアが突然開き、扉に右顔面がぶつかり大ケガを負いました。
受任までの道のり
K.Jさんは、弁護士の知り合いがいたことから、交通事故被害の際は、弁護士へ相談した方がよいとアドバイスを受けられていました。知人の提案を受け、当事務所へ相談され、受任となりました。
当事務所が関わった結果
弁護士が相手方保険会社と交渉を行い、等級に対する相場以上の慰謝料の獲得に成功しました。
「解決のポイント」
醜状障害における逸失利益
醜状障害については、日常的に露出する部分において、一定程度以上の大きさの傷跡が残ってしまう後遺障害です。
傷跡に痛みを伴うような場合を除き、労働能力に影響はありませんので、逸失利益は認められないことがほとんどです。
しかし本件では、逸失利益こそ認められませんでしたが、慰謝料の増額により、総額としては相応の水準の賠償金を獲得することができました。
- 担当弁護士による事例総括
- 担当弁護士 : 今井 浩統
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醜状障害における慰謝料の増額は、必ずしも認められるわけではありません。本件のご依頼者であるK.Jさんは、美容に関する特殊な仕事をしており、芸能人等を顧客にするような業務内容でしたので、逸失利益が認められる余地も十分にありました。
保険会社との交渉は難航し、訴訟提起を予定しておりましたが、訴訟提起直前で保険会社から慰謝料の大幅な増額提案があり、ご依頼者のK.Jさんも訴訟を希望しませんでしたので、交渉での解決となりました。