交通事故に関する解決事例 133

顔に大ケガを負った事故で、訴訟提起を視野に弁護士が保険会社と交渉を重ね、大幅な慰謝料の増額提案を受けて解決した事案

担当弁護士
今井 浩統

K.Jさん・20歳代・会社員

受傷部位
顔(眼・耳・鼻・口)
後遺障害等級
12級14号
傷病名
右前額部瘢痕
解決方法
示談交渉
弁護士費用特約
なし
取得金額
510万円

ご依頼者の事故発生状況

事故態様
(加害者)自動車/自転車(被害者)

ご依頼者のK.Jさんは自転車で走行中、前方に停止したトラックのドアが突然開き、扉に右顔面がぶつかり衝突しました。この事故によりK.Jさんは、右前額部瘢痕のケガを負いました。

解決に向けた弁護士の活動内容

ご依頼者のK.Jさんには、弁護士のお知り合いがいたことから、交通事故被害の際は弁護士へ相談した方がよいとアドバイスを受けられていました。その知人の提案を受け、当事務所へご相談され、受任となりました。

弁護士が相手方保険会社と交渉を行い、醜状障害における逸失利益が争点となりました。

醜状障害については、日常的に露出する部分において、一定程度以上の大きさの傷跡が残ってしまう後遺障害です。

傷跡に痛みを伴うような場合を除き、労働能力に影響はありませんので、逸失利益は認められないことがほとんどです。

しかし本件では、逸失利益こそ認められませんでしたが、慰謝料の増額により、総額としては相応の水準の賠償金を獲得することができました。

弁護士による事例総括

醜状障害における慰謝料の増額は、必ずしも認められるわけではありません。本件のご依頼者であるK.Jさんは、美容に関する特殊な仕事をしており、芸能人等を顧客にするような業務内容でしたので、逸失利益が認められる余地も十分にありました。

保険会社との交渉は難航し、訴訟提起を予定しておりましたが、訴訟提起直前で保険会社から慰謝料の大幅な増額提案があり、K.Jさんも訴訟を希望しませんでしたので、交渉での解決となりました。

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