解決事例

ここではリーガルプラスがこれまでサポートした、交通事故問題の解決事例をご紹介させて頂きます。

交通事故で骨折して入院、後に心不全により亡くなり事故と死亡の因果関係が不明となったが、自賠責保険の特殊性から救済を受け、示談金を大幅に増額できた事案

受傷部位
後遺障害等級
傷病名
保険会社
担当弁護士

担当事例

リーガルプラスご相談後の取得金額

相談前 20 万円

相談後 1,580万円

増額倍率79

当事者の情報

依頼者名:R.Mさま

職業:無職

年齢:70歳代

事故年:2017年

解決年:2019年

解決方法:示談交渉

弁護士費用特約の有無:特約「なし」

事例の概要

夫が交通事故に遭い骨折等の怪我を負い、入院治療・通院治療をしていたところ、心不全により亡くなったため事故と死亡との因果関係が「不明」となり、保険金の半額が支払われました。

事故発生状況

事故態様

(加害者)自動車 対 歩行者(被害者)

被害者が道路を横断していたところ、脇道から進入してきた加害者運転の車と衝突した。

解決までの道のり

当初、相手方保険会社は、死亡と事故との因果関係を否定し、死亡までの治療期間分の慰謝料のみ算定し、提示してきました。

しかし、死亡という結果にまで至っており、遺族としては到底納得できず、相談、依頼となりました。

相手方保険会社に確認すると、自賠責保険への事前認定は行っておらず、相手方保険会社が事故と死亡との因果関係はないと判断したため、低額の提示をしたということでした。

そこで、まずは、自賠責保険に対し被害者請求を行い、カルテも取り寄せて提出したところ、死亡について因果関係が不明(あるともないともわからない)という結論となり、死亡した場合の自賠責保険金の半額の支払いを受けることができました。

「解決のポイント」

事故と死亡との因果関係がはっきりしない場合、賠償金を受け取れるか

事故の加害者に対する損害賠償請求が認められるためには、事故と生じた結果(損害)との間に因果関係がなければなりません。

そのため、裁判でも因果関係が「ある」と認められなければ、相手方に対する損害賠償請求は認められません。

しかし、被害者救済を目的とする自賠責保険においては多少異なった取り扱いがなされています。

つまり、因果関係が「ある」とまでは認められなくとも、因果関係が「ない」ともいえない、因果関係があるかないかわからない場合に、保険金を減額して支払うというものです。

もともと持病があったところ、事故でお亡くなりになったのか、病気を原因として亡くなったのか、確かなところがわからない、ということで、この取扱いによる救済を受けることができました。

ご高齢の方であること、持病が死亡という結果へ影響を与えたであろうことは否定できないことから、この後は訴訟提起をせず、怪我の治療中の慰謝料等を相手方保険会社から追加で受領し、示談となりました。

担当弁護士による事例総括
担当弁護士 : 宮崎 寛之

本件は、あくまでも自賠責保険の特殊性から救済を受けることができましたが、因果関係に関する一般的な考え方からすると、相手方に対しては請求が難しい事案でした。

それでも、自賠責保険への請求という方法をとったことで、当初の非常に低額な提案金額から、大幅な増額を受けることができました。

どのようなケースにも妥当する汎用性のある事案ではありませんが、比較的珍しい事案といえるかと思いますので、ご紹介いたしました。

交通事故被害者のための法律相談サイト
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