解決事例

ここではリーガルプラスがこれまでサポートした、交通事故問題の解決事例をご紹介させて頂きます。

通院日数が少ないことで低額な傷害慰謝料を主張する保険会社に、弁護士が医療記録等を根拠に反論、裁判基準に近い傷害慰謝料を獲得した事案

受傷部位
後遺障害等級
傷病名
保険会社
解説弁護士

担当事例

リーガルプラスご相談後の取得金額

相談前 15 万円

相談後 46万円

増額倍率3

当事者の情報

依頼者名:T.Oさま

職業:自営業

年齢:40歳代

事故年:2019年

解決年:2019年

解決方法:示談交渉

弁護士費用特約の有無:特約「あり」

事例の概要

相手方保険会社が、被害者の通院日数が比較的少ないことを根拠に、著しく低額な傷害慰謝料を主張してきたことに対し、医療記録や医師の意見等を根拠に反論し、裁判基準をベースとした傷害慰謝料を獲得した。

事故発生状況

事故態様

(加害者)自動車 対 歩行者(被害者)

停止中の自動車のすぐそばで、運転席の知人と談笑していたところ、対向車が来たため、あわてて発進した知人の車に衝突された。

解決までの道のり

依頼者は、知人の運転する自動車に衝突されたということもあって、事故後すぐには届出をしませんでした(道路交通法上、運転者には交通事故後、直ちに通報する義務があります。)。

しかし、受傷部位の痛みが酷いため、事故から約1週間後に、病院で診察を受けるとともに、警察に、事故の届出をしました。そして、加害者の加入する保険会社から治療費等の補償を受けようとしたところ、保険会社からは、「事故について調査中なので治療費は支払えない」と対応を拒絶されてしまい、困っているということで来所し、ご依頼されました。

ご依頼後は、弁護士が窓口となって、立替払いしていた治療費の支払いを受け、治療終了後は、保険会社と交渉開始し、傷害慰謝料を中心とした妥当な損害賠償金を獲得しました。

当事務所が関わった結果

ご依頼を受け、依頼者に対しては、保険会社からすぐに治療費の支払いが受けられないとしても、怪我の程度や治療の過程をきちんと記録に残すため、くれぐれも必要な治療を受けていただくようアドバイスしました。

治療終了後、相手方保険会社は、通院日数が少ないことを根拠に、著しく低額な傷害慰謝料を主張してきましたが、依頼者の医療記録や医師の意見等を取り寄せて相手方保険会社の主張に丁寧に反論し、最終的に、裁判基準をベースとした傷害慰謝料で合意しました。

「解決のポイント」

事故の対応を拒絶する保険会社について

保険会社は、当初、治療費の支払いを拒絶していました。

本件では、交通事故の発生から事故の届出まで、1週間ほど時間が空いたため、保険会社が実際にこの事故が起こったのかを疑い、事故の調査が終了するまでは、支払いはできないというものでした。保険会社の立場からすれば、その考え方自体はそれほど不合理なものではありません。

しかし、被害者の立場からすれば、間違いなく事故に遭い、痛い思いをしているのに、治療費すら払ってもらえないことは、とても理不尽です。また、保険会社から、賠償金をだまし取ろうとしていると疑われていることも非常に不愉快に感じられたことでしょう。

弁護士としては、事故による怪我の程度や治療の過程をきちんと記録に残すため、くれぐれも必要な治療を受けていただくようアドバイスをさせていただきました。そして、依頼者の通院の記録(カルテ等)が、その後の、傷害慰謝料についての交渉で非常に役立つこととなりました(後述)。

なお、依頼者は事故の調査終了後、無事に保険会社から、立て替えた分の治療費の支払いを受けられました。

傷害慰謝料について

依頼者は、医師に「2、3週間に1回通院してください」と指示された通りに通院していました。

そして、治療終了後、弁護士から、傷害慰謝料を中心とした損害賠償を請求したところ、保険会社は、「2、3週間に1度程度の通院であるならば、怪我の程度や精神的苦痛は極々軽いと思われるため、裁判基準での慰謝料は支払えない」として、非常に低額の傷害慰謝料を提案してきました。依頼者としては、当初、保険会社から治療費を支払わないと言われたために思うように通院できなかったこともあり、「通院日数が少ないから慰謝料を払わない」との反論に非常に憤慨していました。

弁護士としては、傷害慰謝料を算定するに当たり、実通院日数を参考にせざるを得ない部分もありますが、「通院日数が少ないから精神的苦痛は極々軽微である」と即断する保険会社の態度には問題があると考えました。

そこで、依頼者のカルテを全て取り寄せ、また、主治医に、「2、3週間に1度の通院と安静により治療効果が高まった」ことを内容とする簡易な意見書を作成してもらい、保険会社に反論しました。
その結果、当方の当初主張に近い金額で合意することができました。

解説弁護士による事例総括
解説弁護士 : 谷 靖介

様々な事情から、保険会社が対応や支払いを拒絶することがあります。

本件事故でも、依頼者は、保険会社の担当者の対応が理不尽だと感じ、非常にストレスを感じておられました。

そのようなときに、弁護士がご本人に代わって窓口となることや、今どうすべきか、今後どのような手続きが待っているか、誰からどんな補償が受けられるかをご説明することにより、少しは見通しが立ち、安心していただけたのではないかと思います。

また、本件では、その後の交渉も難航してしまい、依頼者には心配のかけ通しだったのですが、弁護士のアドバイスをよく聞いていただけたおかげで、きちんと医療記録を収集することができ、何とか保険会社を説得して、当方の主張通りの合意に至ることができました。ご納得の行く解決に繋がれば嬉しく思います。

交通事故被害者のための法律相談サイト
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