交通事故で仙骨骨折後の腰や仙骨部の痛み、頚椎捻挫のケガを負い、保険会社との交渉を弁護士に依頼して約430万円を獲得した事案
- 公開日:
- 2023年4月5日
- 最終更新日:
- 2023年4月26日
示談交渉後遺障害
- 解説弁護士
- 谷 靖介
M.Iさん・60歳代・会社員
- 受傷部位
- 首(頚部)背骨(頚椎・腰椎)
- 後遺障害等級
- 14級9号
- 傷病名
- 頚椎捻挫
外傷性頚部症候群
- 解決方法
- 示談交渉
- 弁護士費用特約
- なし
- 取得金額
- 約270万円
ご依頼者の事故発生状況
- 事故態様
- (加害者)自動車/自動車(被害者)
ご依頼者のM.Iさんが自動車にて走行中、加害者の車両に追突されました。
この事故により、外傷性頚部症候群のケガを負い、頚部に残存した痛み等の後遺症について、後遺障害等級14級9号の認定を受けました。
解決に向けた弁護士の活動内容
ご依頼者のM.Iさんに保険会社から示談提案があり、その内容が適切な金額かどうか判断がつかず当事務所にご相談され、その後受任し保険会社と交渉を開始しました。
保険会社は傷害慰謝料や後遺障害慰謝料について、保険会社独自の基準で算定した額を提示していました。
これに対し当方は、傷害慰謝料について通院期間中における症状、通院状況、治療内容等からすると、裁判基準からの減額事由があまりないことから、裁判基準に基づく傷害慰謝料を請求し、交渉しました。
後遺障害慰謝料については、M.Iさんに残存した後遺症の内容等からすると、こちらも裁判基準からの減額事由が特段ないことから、同じく裁判基準に基づく後遺障害慰謝料を請求して交渉を進めました。
交渉の結果、当方の主張が反映され、裁判基準に基づく金額での和解が成立しました。
弁護士による事例総括
本案件においては、当初保険会社より提示された損害賠償額から約2倍の金額で示談解決に至りました。
保険会社からの示談金提示に少しでも疑問に感じる部分があれば、弁護士にご相談いただくことが大切です。当事務所では、保険会社からの損害賠償額の提示書面をご相談時にお持ちいただければ、疑問点の解決にとどまらず、提示額からの増額見込みの有無や、増額が見込まれる金額等の具体的な見立てまでお伝えすることが可能です。
保険会社からの提示に少しでも疑問があれば、早めに弁護士にご相談されることをおすすめします。