相続トラブルの解決事例 64
相続トラブルの解決事例 64

ご依頼者のN.Rさんは、亡父の相続について裁判所から遺言書の検認手続きで呼び出しがあり、すべての遺産を母に相続させる旨の遺言書があったことを初めて知りました。N.Rさんは、ご実家とは長年疎遠であり、ご自身を無視するような遺言であったことから、遺留分を取得することを希望され、ご依頼されました。
ご依頼者のN.Rさんは、亡父の遺産が分からなかったことから、市役所に対する不動産の調査、金融機関に対する預貯金の調査を行いました。調査結果をもとに遺留分侵害額の計算をし、母に対して遺留分の金銭請求をしました。
母からは、法律はどうであれ一切支払う意思はないとの回答があったことから、調停申立て、その後、訴訟提起をしました。
母はいずれの手続きも無視して欠席したことから、勝訴判決を得て、強制執行を行い、請求額満額の遺留分を取得して解決となりました。
ご依頼者のN.Rさんの母は、ご自身の老後の資金が必要だと言って、最後まで一貫して遺留分侵害額請求を一切無視する態度を通しました。
遺留分侵害請求権は、法律で定められたご依頼者の方の権利であり、当然のことながら、N.Rさんの請求通りの判決が出ました。
母名義の不動産に対する強制執行手続きを行った結果、第三者が不動産を競落し、N.Rさんは遺留分に遅延損害金を加えた額を取得し、母は不動産を失う結果となりました。母の頑なな態度がかえって不利益な結果を生んだとも考えられます。
明らかな遺留分侵害にも関わらず相手代理人が提案に応じなかったため、弁護士が調停を申し立て、当方の主張が全面的に認められ解決した事案
被相続人が他の相続人にすべての財産を遺贈する遺言書を残していたため弁護士が遺留分を請求、ご依頼者の納得いくかたちで早期に解決した事案
被相続人の生前より全く交流のない他の親族との間でスムーズに協議を行い、適正な遺留分の提供を受けることができた事案
不自然な遺言内容に対して弁護士が作成経緯を調査し、紛争が拡大しないよう丁寧に和解調整を進めて適正な遺留分を確保した事案
母親の遺言内容に不自然な点が多いことから弁護士に遺留分侵害額請求を依頼、相続税調整もふまえた適正な遺留分を獲得できた事案
法定相続分を超える無理筋な遺留分請求に対し、弁護士が毅然と交渉拒絶の姿勢を示したことで解決に至った事案
被相続人の預金の無断引出しと相手方に全て相続させる旨の遺言があったため遺留分を請求、相手が無視したため弁護士が訴訟を提起し、ご依頼者が不利にならないよう先手で対応、金銭支払いで和解した事案
遺産総額と同程度の金額の生命保険金を取得していた相手方に、例外的に遺留分の基礎財産に含まれることを前提に遺留分侵害額を請求。協議により、生命保険金の受取金額を遺留分の基礎財産に含めて計算することで合意・取得できた事案
相手方からの開示資料だけに頼らず、遺産の調査をしっかり確認・分析し可視化したことで、ご依頼者の希望するかたちで解決できた事案