相続トラブルの解決事例 56

明らかな遺留分侵害にも関わらず相手代理人が提案に応じなかったため、弁護士が調停を申し立て、当方の主張が全面的に認められ解決した事案

解決事例56

担当弁護士
今井 浩統
トラブル内容
遺留分侵害額請求
解決方法
調停
ご依頼者
M.Iさん
受任年
2019年
解決年
2021年

ご相談時の状況

被相続人が、相手方に対して遺産の全てを相続させる旨の遺言書を作成していたことから、ご相談にこられたM.Iさんには遺留分の問題が発生しており、さらに、遺産のなかには不動産が複数含まれていたため、その評価額をどのように扱うかも焦点となっている事案でした。

解決に向けた弁護士の活動内容と結果

ご依頼者のM.Iさんの遺留分を侵害していることは明らかであったため、早期に相手方へ遺留分の支払いに関する提案を行ったところ、相手方に代理人が就任しました。

しかし、その代理人は当方からの連絡に応じず、交渉することができなかったため、調停を申し立てることとなりました。

調停においては当方の主張がほぼ認められ、交渉時の提案とほぼ同額で調停が成立しました。

相手方が交渉に応じなかったため、時間を要しましたが受任当初の見立てどおりの解決となったため、M.Iさんには大変喜んでいただけました。

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