Q15.遺産分割協議で揉めやすいケースにはどのようなものがありますか?

A.遺産分割協議では、相続財産の内容や家族関係などによって意見が対立し、話し合いがまとまらないことがあります。

特に、次のようなケースではトラブルに発展しやすい傾向があります。

1. 不動産が遺産の大部分を占めている場合

不動産は現金のように簡単に分けることができません。

「自宅に住み続けたい相続人」と「売却して現金で分けたい相続人や、相続分を代償金として支払ってもらいたい相続人」とで意見が対立することがあります。

2. 生前贈与を受けた相続人がいる場合

一部の相続人が生前に多額の援助や贈与を受けていた場合、「特別受益」として考慮すべきかどうかで争いになることがあります。

3. 被相続人の介護をしていた相続人がいる場合

長年介護をしてきた相続人が、「寄与分」として法定相続分より多く取得したいと主張するケースがあります。

4. 相続人同士の関係が悪い場合

以前から家族間で不仲だった場合には、遺産の内容だけでなく感情的な対立も加わり、話し合いが難航することがあります。

5. 相続財産の範囲や評価額について争いがある場合

財産の漏れや、不動産・非上場株式などの評価額について意見が一致しないケースも少なくありません。

弁護士へ相談するメリット

遺産分割で揉める原因は、法律上の問題だけでなく、家族間の感情的な対立が影響していることも多くあります。

弁護士が代理人として交渉することで、感情的なやり取りを避けながら、法的根拠に基づいた解決を目指すことができます。

また、調停や審判に発展した場合にも、一貫したサポートを受けることが可能です。

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