Q9.相続人全員が相続放棄することはできますか?

A.はい。相続人全員が相続放棄をすることは可能です。

相続放棄は、それぞれの相続人が個別に判断して行う手続きです。

そのため、結果として相続人全員が相続放棄をするケースもあります。

例えば、次のような場合です。

  • 被相続人に多額の借金がある
  • 財産がほとんどなく、負債だけが残っている
  • 維持管理が困難な不動産しかない
  • 相続人全員が相続を希望していない

もっとも、相続人全員が相続放棄をしても、相続財産の管理義務が直ちになくなるとは限りません。

また、相続人がいなくなった場合には、家庭裁判所で相続財産清算人が選任され、財産の管理や債権者への弁済などが行われることがあります。

  • ※法改正により、従来の「相続財産管理人」は「相続財産清算人」に名称が変更されています。

相続財産の内容によっては、相続放棄後にも一定の対応が必要となる場合があるため注意が必要です。

弁護士へ相談するメリット

相続人全員が相続放棄をするケースでは、手続きの順番や財産管理の方法について慎重な検討が必要です。

弁護士に相談すれば、各相続人の状況を踏まえたうえで、相続放棄後の手続きや相続財産清算人に関する対応についてもサポートを受けることができます。

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