夫の職場内不倫で不貞相手に損害賠償請求を行いたいと考え当事務所に相談、弁護士が相手と交渉しご依頼者が納得できる条件で合意した事案
- 公開日:
- 2023年11月17日
不貞慰謝料の請求
- 担当弁護士
- 今井 浩統
ご依頼者:T.Kさん・40歳代・女性
- 婚姻期間
- 約4年
- 子ども
- なし
- 解決までの期間
- 約10か月
ご依頼者の状況
ご依頼者のT.Kさんの夫は、職場の部下と不貞を行っており、夫との離婚は検討中であったため、不貞相手に対してのみ損害賠償請求を行いたいと考えていました。
解決に向けた弁護士の活動内容
本件では、ご依頼者のT.Kさんが当事務所へ相談に来られる前に、すでに相手方本人の連絡先を入手していたため、相手方を特定することに問題はありませんでした。
T.Kさんは、もともと夫と同じ職場で働いており、相手方との面識はありませんでしたが、相手方の年齢等から相手方の資力を把握することは可能であったため、その点にも悩まずにご依頼いただくことができました。
ご依頼いただいた後、相手方が不誠実な対応を繰り返したため、交渉は難航しましたが、無事交渉にて解決することができました。
弁護士による事例総括
本件では、相手方と夫の職場が同じであり、当該職場にはご依頼者のT.Kさんの知り合いも多数存在したため、これらの関係者に本件を知られることなく、相手方と夫との接触も防止する内容の合意をする必要がありました。
相手方が身勝手な主張を繰り返したため、調整は難航しましたが、最低限、T.Kさんの納得できる条件を承諾したため、訴訟を提起することなく合意を成立させることができました。