Q24.相続放棄で後悔しないためにはどうすればよいですか?

A.相続放棄で後悔しないためには、手続きを急ぐのではなく、相続財産や借金の内容を十分に調査したうえで判断することが重要です。

相続放棄は、一度家庭裁判所で受理されると、原則として撤回することができません。

そのため、十分な確認をせずに手続きを進めると、

  • 後から多額の預貯金が見つかった
  • 評価の高い不動産があった
  • 借金はそれほど多くなかった
  • 限定承認の方が適していた

といった理由で後悔するケースもあります。

後悔しないためには、次のような点を確認しておくことが大切です。

  • 預貯金や不動産などの財産を調査する
  • 借金や保証債務の有無を確認する
  • 相続放棄以外の選択肢(限定承認など)も検討する
  • 3か月の期限を意識して早めに準備する
  • 3か月以内に財産や負債の調査が終わらず、相続放棄すべきか決められない場合は相続放棄の申述期限を伸長する
  • 判断に迷う場合は弁護士へ相談する

相続放棄は、借金問題を回避する有効な制度ですが、ご自身やご家族にとって最適な選択かどうかを見極めることが重要です。

弁護士へ相談するメリット

相続放棄をすべきかどうかは、ご家庭ごとの事情や財産の内容によって異なります。

弁護士に相談すれば、財産調査や法的な見通しを踏まえたうえで、相続放棄・限定承認・単純承認のいずれが適切かを総合的に判断し、後悔のない選択をサポートしてもらうことができます。

相続放棄のFAQ一覧に戻る