相続トラブルの解決事例 03
相続トラブルの解決事例 03
親の相続が発生し、遺産分割をするために戸籍を取り寄せたところ、ご相談者のきょうだい以外に相続人がいる可能性が明らかになりました。
「この人物は相続人になるのか」
「自分たち以外に相続人がいる場合、どうしたらよいか」
どのように対処してよいかわからず、当事務所にお越しになられました。
ご持参いただきました戸籍を担当弁護士が確認したところ、ご相談者・ご相談者のきょうだい以外に法定相続人がいるとの結論になりました。
そのため、当事務所の弁護士より当該相続人の所在調査が必要であること、及び当該相続人の関与なしに遺産分割は実現しないことをお伝えし、相手がどのような方であるかがわからないことから、丁寧に相手と話し合いを進めながら状況を探り、お互いが納得できるポイントを見極めることとしました。
ご依頼者の方は、なるべく争うことなく早期に解決することを望んでおられました。
新たに判明した相続人がどのような人物であるか不明でしたので、担当弁護士はご依頼者にどのような可能性があるのかを丁寧に説明しました。
その上で担当弁護士は、可能な限り穏便な手段及び言葉を用いて他の相続人に接しました。新たに判明した相続人は穏やかな方で、担当弁護士の話を丁寧に聞いてくれました。
存在すら認識していなかった相続人が判明した場合、当該相続人の状態、性格、背景、思想等の事情が全く分からず、協議開始後の見通しが読めません。
担当弁護士が連絡を続けた結果、新たに判明した相続人の納得を得ることができ、協議での解決が実現、ご依頼から半年も経たないうちに、早期に解決することができました。
弁護士が対立構図を作り出さないよう丁寧に説明を重ねたことだけでなく、新たに判明した相続人が話の分かる方であったことも、早期解決の要因でした。
土地の遺産相続で意見対立が先鋭化、弁護士が相手相続人の意向を引き出した上でご依頼者の意向をすり合わせ、お互いが納得の行く遺産分割で解決した事案
相手配偶者の干渉が強く当事者間の協議が困難ななか、分割提案を工夫し、約4か月の交渉によって遺産分割協議が成立した事案
相続人が多く協議がまとまらない遺産分割で、弁護士が裁判所の手続きにならないよう粘り強く具体的な遺産分割の提案と説明を行い、約9か月で解決した事案
他の相続人より預金の管理等を巡って根拠のない追求が続いたため弁護士が間に入り、遺産分割の争点を整理しながら丁寧に協議を行い早期に解決した事案
都内の土地が遺産の中心で、当事者間での協議は困難であったが速やかな交渉の結果、代償金提供方式で遺産分割協議が成立した事案
被相続人の養母に面識のない実子がいたため遺産分割協議を弁護士に依頼、弁護士がご依頼者の希望や経緯を丁寧に実子に伝え、ご依頼者の希望に沿う形で解決した事案
感情的な対立に発展した遺産分割協議で、弁護士が相手と丁寧に接触したことで本音を引き出し、お互いが納得できる提案を行い早期に解決した事案
行方不明の相続人がいたため、弁護士が不在者財産管理人の選任を家庭裁判所に申立てて遺産分割協議を進め、スムーズに協議を成立させた事案
相続発生から10年が経過し、数次相続も発生していた相続問題で、弁護士が遺産目録を作成して遺産分割協議を行い、丁寧な交渉によりご依頼者の希望するかたちで解決した事案
被相続人の不動産処理で相手方相続人と意見の相違があり、当事務所の弁護士が適切な代償金の支払いによる交渉を進め、ご依頼者の納得いくかたちで遺産分割協議が成立した事案