宇野 浩亮

相続紛争は、親族間の長きにわたる関係が、負のものとなって蓄積され顕在化することで引き起こされるものです。このことから、「遺産をどのように分けるか」という端的なテーマでありながら、数々の問題が絡み合い、当事者間では本質を捉えにくいという点が相続トラブルの特徴の一つといえるでしょう。実際、相続トラブルが解決に至るまでの道のりは一直線、一方通行でないことがほとんどです。行ったり来たりしたり、複数の手続きを同時並行で処理したりと、あらかじめ方針を明確にしておかなければ道に迷ってしまうということも多くございます。
私は、紛争が生じるまでの背景事情やご相談者のご意向を踏まえながら、どのような方針で進めていくのがよいか一緒に考え、「地図」を用意できる弁護士でありたいと考えています。些細と思えるようなことでも、遠慮なくお聞かせください。