後遺障害12級

後遺障害12級と対象となる部位

後遺障害12級は、労働能力喪失率14%とされています。
該当する障害は、以下の通りです。

①両眼の失明
眼球の著しい調節機能障害とは、調節力が通常の場合の2分の1以下に減じたものをいいます。調節力の減少度合いは、障害の発生した眼が1眼のみであって、障害の発生した眼の調節力に異常がない場合は、当該他眼の調節力との比較により判断します。
ただし、障害の発生していない眼の調節力が1.5D以下である場合や、健眼がない場合に55歳以上の場合には、すでに実質的な調節機能は失われていると認められるので後遺障害の対象にはならない。
②片眼のまぶたに著しい運動障害を残すもの
まぶたに著しい運動障害を残すものとは、開瞼時に瞳孔領を完全に覆うものまたは閉瞼時に角膜を完全に覆いえないものをいいます。
③7歯以上に歯科補綴を加えたもの
歯科補綴を加えたものとは、現実に喪失または著しく欠損した歯牙に対する補綴をいいます。
そのため、有床義歯または架橋義歯等を補綴した場合における支台冠または鈎の装着歯やポスト・インレーを行うにとどまった歯牙は、補綴歯数には参入しないことになります。
また、喪失した歯牙が大きいかまたは歯間に隙間があったため、喪失した歯数と義歯の指数が異なる場合は、喪失した歯数により等級を決することになります。
④1耳の耳殻の大部分を欠損したもの
耳殻の大部分を欠損したものとは、耳介の軟骨部の2分の1以上を欠損したものをいいます。両耳について次回の欠損が生じた場合は、1耳ごとに等級を決め、それを併合して等級認定を行うことになります。
なお、耳介の大部分を欠損したものについては、耳介の欠損障害としてとらえた場合の等級と外貌の醜状障害としてとらえた等級のうち、いずれか上位の等級が認定されることになります。
また、耳介の軟骨部の2分の1以上に達しない欠損であっても、これが外貌の単なる醜状の程度に達する場合には、当該等級が認定されることになります。
⑤鎖骨、胸骨、肋骨、肩甲骨、または骨盤骨に著しい変形を残すもの
著しい変形とは、裸体になったとき、変形(欠損を含む)が明らかにわかる程度のものをいいます。その変形がX線写真によってはじめて発見しうるものは、これに該当しないとされています。
⑥1上肢の3大関節中の1関節の機能に障害を残すもの
⑦1下肢の3大関節中の1関節の機能に障害を残すもの
⑧長管骨に変形を残すもの
長管骨に変形を残すものとは、次のいずれかに該当するものといいます。
これらの変形が同一の長管骨に複数存在する場合もこれに含まれます。なお、長管骨の骨折部が良方向に短縮なく癒着している場合は、たとえその部位に肥厚が生じていても長管骨の変形とは取り扱われないとされています。
  • (1)下記のもので、外部から想見できる程度以上のもの
    ア大腿骨に変形を残すもの
    イ脛骨に変形を残すもの
  • (2)大腿骨もしくは脛骨の骨端部に癒合不全を残すものまたは腓骨の骨幹部等に癒合不全を残すもの
  • (3)大腿骨または脛骨の骨端部のほとんどを欠損するもの
  • (4)大腿骨または脛骨(骨端部を除く)の直径が3分の2位以下に減少したもの
  • (5)大骸骨が外旋45度以上または内旋30度以上回旋変形癒合しているもの
    この場合、外旋45度以上または内旋30度以上回旋変形していることは、次のいずれにも該当することを確認することによって判定します。
    • ア外旋変形癒合にあっては股関節の内旋が0度を超えて可動できないこと、内旋変形癒合にあっては股関節の外旋が15度を超えて可動できないこと
    • イエックス線写真等により、明らかに大腿骨の回旋変形癒合が認められること
⑨1手の、小指を失ったもの
⑩1手の人差し指、中指、または薬指が使えなくなったもの
⑪1足の第2の足指を失ったもの、第2の足指を含み2の足指を失ったもの、または第3の足指以下の3の足指を失ったもの
⑫1足の第1の足指、または他の4の足指の用を廃したもの
⑬局部に頑固な神経症状を残すもの
労災の定義では、
局部に頑固な神経症状を残すものとは、
通常の労務に服することはでき、職種制限も認められないが、時には労務に支障が生じる場合があるもの
とされています。
14級との区別は、医学的に証明可能かどうかで区別する考え方が採用されています。医学的に証明可能かどうかは、X線、CT、MRI、脳血管撮影などの画像診断、脳波検査、深部反射検査、病的反射検査、スパーリングテスト、ジャクソンテスト、筋電図検査などをもとに判断されます。
⑭外貌に醜状を残すもの
外貌とは、頭部、顔面部、頸部のように、腕や脚以外の日常する部分を指します。
醜状を残すものとは、
  • (1) 頭部にあっては、鶏卵大面以上の瘢痕または頭蓋骨の鶏卵大面以上の欠損
  • (2) 顔面部に合っては、10円銅貨大以上の瘢痕または長さ3センチメートル以上の線状痕
  • (3) 頸部に合っては、鶏卵大以上の瘢痕
とされています。

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