後遺障害9級

後遺障害9級と対象となる部位

後遺障害9級は、労働能力喪失率35%とされています。
該当する障害は以下の通りです。

①両眼の視力が0.6以下になったもの
②1眼の視力が0.06以下になったもの
③両眼に半盲症、視野狭窄または視野変状を残すもの
半盲症とは、視神経繊維が、視神経交叉またはそれにより後方において侵される時に生じるものであって、注視点を境界として、両眼の視野の右半部または左半部が欠損するものをいいます。
両眼同側が欠損するものを同側半盲、両眼反対側の欠損するものを異名半盲といいます。
視野狭窄とは、視野周辺の狭窄であって、これには同心性狭窄と不規則狭窄とがあります。
高度の同心性狭窄は、たとえ視力は良好であっても、著しく視機能を妨げ、周囲の状況をうかがい知ることはできないため、歩行その他の諸動作が困難となる、または不規則狭窄には、上方に起こるものや内方に起こるもの等があります。
視野変状とは、交通事故の後遺障害においては暗点と視野欠損をいうとされています。
暗点とは、生理的視野欠損(盲点)以外の病的欠損を生じたものをいい、中心性漿液性脈絡網膜炎、網膜の出血、脈絡網膜炎等にみられます。
④両眼のまぶたに著しい欠損を残すもの
まぶたに著しい欠損を残すものとは、閉瞼時に角膜を完全に覆いえない程度のものをいいます。
⑤鼻を欠損し、その機能に著しい障害を残すもの
鼻の欠損とは、鼻軟骨部の全部または大部分の欠損をいいます。
機能の著しい障害とは、鼻呼吸困難または嗅覚脱失をいいます。
鼻の欠損は、外貌の醜状としてもとらえることができますが、それぞれの等級を認定して併合するのではなく、いずれかの上位の等級によって認定されることにあります。
⑥咀嚼及び言語の機能に障害を残すもの
言語の機能に障害を残すとは、4種の語音のうち、1種の発音不能のものをいいます。
⑦両耳の聴力が1メートル以上の距離では普通の話声を理解することができない程度になったもの
(1)両耳の平均純音聴力レベルが60デシベル以上のもの、または、(2)両耳の平均純音張力レベルが50デシベル以上でありかつ最高明瞭度が70%以下のものをいいます。
⑧片耳の聴力が耳に接しなければ大声を解することができない程度になり、他方の耳の聴力が1メートル以上の距離では普通の話声を解することが困難である程度になったもの
1耳の平均純音張力レベルが80デシベル以上であり、かつ、他方の耳の平均純音張力レベルが50デシベル以上のものをいいます。
⑨片耳の聴力を全く失ったもの
⑩神経系統の機能または精神に障害を残し、服することができる労務が相当程度に制限されるもの
高次脳機能障害の場合は、一般就労を維持できるが、問題解決能力などに障害が残り、作業効率や作業持続力などに問題があるものをいいます。 脊髄障害の場合は、通常の労務に服することができるが、脊髄症状のため、就労可能な職種の範囲が相当な程度に制限されるものをいい、片脚の軽度の単麻痺が認められるものをいいます。
脚の軽度の麻痺とは、障害のある脚の運動性・支持性が多少失われており、障害のある脚の基本動作を行う際の巧緻性及び速度が相当程度損なわれているものをいいます。
具体的には、日常生活はおおむね独歩できるが、転倒しやすい、速度が遅いなどの状態であり、杖や装具がなければ階段の昇降ができないものをいいます。
⑪胸腹部臓器の機能に障害を残し、服することができる労務が相当な程度に制限されるもの
⑫片手の親指または親指以外の2本の手指を失ったもの
⑬片手の親指を含む2本の手指が使えなくなったもの、または、親指以外の3本の指がつかえなくなったもの
⑭片足の親指を含み2本以上の足指を失ったもの
⑮片足の足指の全部が使えなくなったもの
⑯外貌に相当程度の醜状を残すもの
相当程度の醜状とは、原則として、顔面部の長さ5センチメートル以上の線状痕で、人目に付く程度以上のものをいいます。
⑰生殖器に著しい障害を残すもの

後遺障害のご相談は無料です。

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