解決事例

ここではリーガルプラスがこれまでサポートした、交通事故問題の解決事例をご紹介させて頂きます。

お互いの妥結点を探りながら相手方保険会社と交渉を重ね、最終的に初回提示額より約2.5倍、裁判基準の満額に近い金額で示談できた事案

リーガルプラスご相談後の取得金額

相談前 155 万円

相談後 390万円

増額倍率2.5倍

当事者の情報

依頼者名:K.Sさま

職業:会社員

年齢:40歳代

事故年:2018年

解決年:2019年

解決方法:示談交渉

弁護士費用特約の有無:特約「あり」

事例の概要

交渉により逸失利益の増額に成功、相手方保険会社からの初回提示額より約2.5倍増額して示談することができた事案

事故発生状況

事故態様

(加害者)自動車 対 自動車(被害者)

ご依頼者が一時停止標識に従って停止後、後方から来た加害車両に追突された事故。

解決までの道のり

休業損害が適切に認められていないということでご相談に来られ、受任となりました。

当事務所が関わった結果

休業損害については増額しませんでしたが、慰謝料と逸失利益が大幅に増額しました。

「解決のポイント」

休業損害

ご依頼者は、工場の夜勤勤務の方でした。夜間勤務と昼間勤務とでは、給与に大きな差がありましたが、依頼者が夜間勤務となるかどうかは工場の稼働状況にもよるため、一見すると、一概に夜間勤務であることを根拠に請求することは困難な状況でした。

しかし、ご依頼者の勤務する会社の専務の方から、「依頼者が非常に優れた職人であり、職人としての信頼が大きいこと。これまで夜間勤務を多数こなしており、事故直後もご依頼者に夜間勤務に入ってもらう予定であったこと。ご依頼者の代わりに、これまでほとんど昼間勤務しかしてこなかった方が夜間勤務を行ってたこと。これらのことについては保険会社に全て資料を提出済みであり、数時間の事情確認にも応じていたこと。今後、必要であれば協力を惜しまないこと。」という旨言っていただけました。

私の方でも資料を受け取り、精査したうえで交渉を行ったところ、保険会社において、休業損害の増額については社内の関係でどうしても応じられないとのことでした。
休業損害の増額余地は80万円程度でしたが、その他の費目において保険会社が大幅な譲歩をすることを条件に、休業損害については保険会社認定の金額で応じることとしました。

ご依頼者におきましても、裁判を望んでいなかったこと、総額として合理的な水準となることから、当該争点については譲歩することに同意していただきました。

逸失利益

ご依頼者は、本件事故当時の勤務先へは、事故のあった年の3月から転職したばかりで、4月以降からしか給与を受領しておりませんでした。

交通事故実務では、事故のあった年の前年の給与を基礎としますが、ご依頼者の収入実態とそぐわないため、直近の給与を基礎に1年分に換算し、基礎収入としました。また、労働能力喪失期間も2年とされておりましたので、5年として合意することとなりました。

基礎収入の計算方法等については、夜間勤務分の手当てをどのようにするか等詳細な議論を多数交わしましたが、休業損害を譲歩したため、総額については大きく影響する点については争われることなく、合意することができました。これらにより、逸失利益は約3倍程に増額しました。

慰謝料

休業損害について譲歩していたため、ほとんど裁判基準の満額に近い水準で合意することができました。

担当弁護士による事例総括
担当弁護士 : 今井 浩統

本件は、各費目においては法的な議論や事実に関する争点が多数存在していましたが、双方が上手く譲歩しあうことができたことにより、賠償額総額としてはかなりよい金額で示談することができました。

本件は交渉にて4か月ほどで解決することができましたが、裁判となっていた場合、1年以上要することはほとんど確実な事案でしたので、経済的な点のみならず、依頼者の精神的負担という点からもよい解決ができたと考えています。

交通事故被害者のための法律相談サイト
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