解決事例

ここでは交通事故に遭い、後遺障害を負われた方の解決事例をご紹介させて頂きます。

道路を横断中の衝突事故。基礎収入・過失加算の主張が反映され1000万円超増額できた事例。

受傷部位
後遺障害等級
後遺障害内容
保険会社
担当弁護士

担当事例

リーガルプラスご相談後の取得金額

相談前 2,000 万円

相談後 3,400万円

増額倍率2

当事者の情報

依頼者名:S.Tさま

職業:主婦

年齢:70歳代

事故年:2012年

解決年:2014年

解決方法:裁判

弁護士費用特約の有無:特約「なし」

事例の概要

高齢者の家事従業者の死亡逸失利益について、基礎収入をこちらの主張通りに認めてもらうことができました。
また、過失相殺につき、相手方が主張している被害者の過失の加算を防ぐことができました。

事故発生状況

事故態様

(加害者)車 対 歩行者(被害者)

被害者が道路を横断中(横断歩道ではありませんでした)、加害者の運転の自動車と衝突。

 

解決までの道のり

事故発生後、相手方保険会社から示談金の提示がありましたが、その提示額が低額なのではないかと思い、当事務所にご相談・ご依頼されました。
交渉では慰謝料について増額がなされたものの、逸失利益等その他の項目では全く増額提案がなされなかったため、訴訟を提起しました。
最終的に裁判所から示された和解案により、1000万円超の増額となりました。

当事務所が関わった結果

高齢者の家事従業者の死亡逸失利益について、基礎収入が争われました。
被告は女性労働者平均の50パーセント相当額であると主張しましたが、90パーセント相当額で和解することができ、相手方主張の金額より約480万円多く獲得することができました。
また、過失割合につき、加害者が夜間による加算を主張したことに対し、日没後間もないことや、前照灯が下向きであったこと、被告が直前まで被害者に気付かなかったことを立証し、過失加算を防ぎました。
当方の主張が反映された和解案であり、3400万円で和解することができました。

「解決のポイント」

高齢者の死亡逸失利益について、家事従業者の基礎収入を高額で和解。

相手方は、被害者以外の家事従業者の存在を主張し、女性労働者平均賃金の50%を主張しました。

これに対し、当方は、他の家事従業者が、一日中、仕事や実家の家事をしていた事実を主張・立証しました。

その結果、裁判所に当方の主張が認められ、女性労働者平均賃金の90%相当額の和解案が提示されました。

過失相殺について、過失割合を当方に有利に修正した。

相手方は、本件事故発生日時が日没後であったことを理由として、過失割合の基本の基準より、被害者の過失を5%多く主張してきました。

これに対し、当方は、夜間であることによる過失の加算修正の趣旨にかんがみ、、日没後であってもただちに暗闇になるものではなく、歩行者の発見が困難であったという事情はないと主張・立証しました。また、被害者を発見することが可能であった地点や、加害者が衝突直前で初めて被害者を発見したことを主張・立証し、加害者に前方不注意の著しい過失があったことを主張しました。

その結果、裁判所は、日没後間がない時刻の事故と考える余地があること、前照灯が下向きであったこと、加害者が直前まで被害者に気付かなかったことを総合的に考慮し、夜間による過失加算をしない和解案を提示しました。

担当弁護士による事例総括
担当弁護士 : 宮崎 寛之

本件は、被害者がお亡くなりになってしまった事件であるにもかかわらず、相手方保険会社からの提示額は、約2000万円でした。
過失相殺による減額を考えても、明らかに低い金額での提示でした。

いわゆる裁判基準では、交通死亡事故の場合、慰謝料の基準は2000万円~2800万円とされています。
そのため、相手方保険会社からの提案は、ほぼ慰謝料だけの金額にしかならず、ご遺族固有の慰謝料や、被害者の方が生きていれば受けられた経済的な利益(逸失利益)分の増額が一定程度可能であると判断しました。

事故により、大切な方の命が奪われてしまった悲しみの中交渉しなければならない負担感や、命を金銭的に評価することへの抵抗感は非常に大きいと思います。
しかし、相手方保険会社の提示する示談金額が、必ずしも被害者・ご遺族の方の損害を正しく評価したものとはいえません。
弁護士が代理人として活動することにより、示談交渉の負担は軽減できると思いますので、一度ご相談されてみてはいかがでしょうか。

交通事故被害者のための法律相談サイト
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