交通事故に関する解決事例 01

右足関節の機能障害・右股関節の疼痛などにより約1100万円を獲得した事案

担当弁護士
宮崎 寛之

M.S さん・80歳代・主婦

受傷部位
下肢
後遺障害等級
14級9号
傷病名
右股関節の疼痛
右足関節の機能障害
解決方法
示談交渉
弁護士費用特約
なし
取得金額
1100万円

ご依頼者の事故発生状況

事故態様
(加害者)自動車/歩行者(被害者)

ご依頼者のM.S さんは、信号のある横断歩道を歩行していたところ、左折してきた加害者運転の自動車と衝突。

この事故により、右足関節開放性脱臼骨折、右大腿骨頚部骨折等のケガを負いました。

後遺障害については被害者請求を行い、後遺障害等級併合10 級の認定を受けました。

解決に向けた弁護士の活動内容

ご依頼者のM.Sさんがご高齢であったため、後遺障害逸失利益算定のための基礎収入と労働能力喪失期間が争いとなり、相手方保険会社は、慰謝料について裁判基準から一定程度の減額を譲りませんでした。

訴訟を提起し、慰謝料の満額獲得を目指すという方法も考えられましたが、訴訟移行時に認められる後遺障害逸失利益の水準や、M.Sさんが早期解決を希望されていたことなどから、慰謝料部分を多少譲歩し、こちらの逸失利益の提示額全額を認めてもらうかたちで、最終的に約1100万円の賠償金を獲得できました。

基礎収入については女子70歳以上平均賃金、喪失期間4年で示談をまとめ、交渉での解決となりました。

弁護士による事例総括

ご依頼者のM.Sさんは、事故で入院中、ご家族の方経由で弊所をお知りになり、担当弁護士が病院を訪問して委任契約を締結しました。

入院中からタイミングごとにその後の流れなどを丁寧にご説明し、比較的スムーズに後遺障害の申請、示談に至ることができました。

示談金額の決定においては、入通院状況を含め、事故後の対応がかなり影響してしまいます。

ご自身に不利な影響があることを知らないまま対応していることも多く見受けられますので、事故に遭われた場合には、治療を終えてからではなく、治療中の早い段階から知識を得ておくことが重要です。

早期に弁護士へ相談されたことが、結果として示談交渉もスムーズに行うことができた好例といえるでしょう。

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